日本古来の象、アケボノゾウ化石が、完全に近い状態で発掘された滋賀県多賀町2022315日に国の天然記念物に指定されました。ゾウ化石が国の天然記念物になるのは日本初!そこで「滋賀多賀ゾウの里」を広く知ってもらおうと、「アケボノゾウを自由に表現しよう!!」というテーマでアート作品を募集しました。2023年3月18日から4月9日まであけぼのパーク多賀・多賀町立博物館にて開催した「第1回 シガタガゾウのアート展」には、全国から250点ものアケボノゾウ作品が寄せられました。そのほか様々な活動を通じて、国内外にその魅力を感じてもらおうと情報を発信しています。 

第1回 シガタガゾウのアート展(当サイト) 文化庁 文化遺産オンライン アケボノゾウ化石多賀標本(外部サイト)
多賀町立博物館 公式サイト(外部サイト) シガタガゾウのサト について(外部サイト) アケボノゾウについて(外部サイト)


「飛び出しゾウや」が駅に飛び出すゾウ!展示
近江鉄道 多賀大社前駅 構内とコミュニティスペース
2024年5月6日(月・祝)まで開催中!!


「飛び出しゾウや」が駅に飛び出すゾウ!展示
 
~2024年5月6日(月・祝)
場所:近江鉄道 多賀大社前駅
構内とコミュニティスペース
時間:コミュニティスペースのみ9〜16時

 
多賀町内の小学生ブランディング成果展示を、多賀大社前駅コミュニティースペースで開催中です!近江鉄道 多賀大社前駅 改札口でゾウやが駅員を勤めます。有象駅となります!「飛び出しゾウや」をどうぞよろしくお願いします。
 
そして、多賀小学校、大滝小学校、卒業生制作の飛び出し看板12体と公式飛び出しゾウや看板5体合わせて17象駅員が、新年度・新生活の安全を見守っています!


まちのコイン、実施中!

 
地域の魅力を発見するコミュニティ通貨アプリ「まちのコイン」を利用して、つながる喜びを多賀で体験してください!(まちのコインについてはこちら


スポット①近江鉄道多賀大社前駅
『17体の駅員「飛び出しゾウや」と交通安全を心がけるゾウ!と誓ったら50ビワコ』(〜5/6 18:00)

 
(外部リンク:まちのコイン)

 
楽しく安全に新学期が過ごせるよう「飛び出しゾウや」17体(公式5体・多賀小学校・大滝小学校卒業制作12体)が多賀大社前駅に登場しました!新生活が安全に過ごせるように「飛び出しゾウや」と心がけ、交通安全の啓発をしましょう!ゾウやに出会ったあと、本物のアケボノゾウ化石とゾウや初号機を、あけぼのパーク多賀に見に行ってね!
→場所


スポット②あけぼのパーク多賀 多賀町立博物館
『本物の化石と「飛び出しゾウや」初号機に出会って50ビワコもらうゾウ!!』(〜5/5 17:00)

 

(外部リンク:まちのコイン)

 
「飛び出しゾウや」はアケボノゾウ化石多賀標本がモデルです。本物の化石を見に博物館に来て学んでね。飛び出しゾウや初号機(神谷利男デザイン株式会社 坂本成志作)を見つけてね。常設展示、本物の骨格標本の近くにあります。
※常設展示 観覧料16才以上 250円、多賀町内在住もしくは在勤の方は無料
→場所



「第1回 シガタガゾウのアート展」グランプリ作品


C102「アケボノゾウ えかきうた」西村 有理

アケボノゾウの絵描き歌です。滋賀県の山々を思い浮かべて作りました。


【映像の部】

C101「アケボノゾウを描きながら、2023年3月」えむらけ

江村空な、江村海の、江村安海、江村耕市の家族4人で一緒にアケボノゾウを描きました。描きながらいくつかの会話とともに聞こえてくるいろんな音が録音されました。2023年3月の記憶と記録です。


【平面の部】

B121「わたしはわたしなの」槙 倫子

誰も見たことが無い「しがたがぞう」、自由に描いてみました。そして版画の技法上、偶然性も手伝って「これってゾウなの?」てなる作品が出来ました。いやぁ、楽しかった!
「ぞうってこんなんちゃうでしょ?」と言われそうですが、いいの、いいの!この子が言うんです「わたしはわたしなの」って。


【立体の部】

A107「surface -アケボノゾウ、時空を超える-」奥田 誠一

約180万年前に、滋賀県多賀の地に生息していたアケボノゾウが、時空を超えてよみがえります。作品の形態は、浮き上がる(surface)アケボノゾウのイメージです。素材は、日本のゾウなので和紙を使用。和紙の燃え残った断片を重ねて成型しています。表層(surface)で覆われた、中が空洞の構造です。表層の文様は、感情や堆積する時間やデータの渦を表します。今、アケボノゾウの生きた姿を見ることはできませんが、残った骨の化石が生前の姿や生態を示すように、燃え残った和紙の断片でその雄姿を表現しました。床面の円形は、展示会場のフロアと一体となり、立体となった頭部は中空で、その内部は無数の焦げ穴により会場空間と繋がります。今もアケゾノゾウは、私たちと共に在るのです。アケボノゾウも人も、限られた命の灯を精一杯燃えあがらせ、やがて消えていく存在ですが、共にその精神は、時空を超えて未来に繋がっているのだと思います。


『かつて琵琶湖にはゾウがいた!?古生物学者 高橋啓一さんに聞きました』

「滋賀のええトコ」情報を集めて発信してくださっている『しがトコ』さんで取材された記事(2019年10月15日)のご紹介です。(外部リンク)
[special thanks to しがトコ様、琵琶湖博物館・高橋啓一 館長(当時)]


 
公式ガイドブック「多賀はゾウの里だぞう」
多賀町立博物館 編/2020年7月1日刊

お問い合わせ

〒522-0314 滋賀県犬上郡多賀町四手976-2 
シガタガゾウのサト祭り実行委員会 事務局 
(多賀町立博物館内)
Email:museum@town.taga.lg.jp TEL:0749-48-2077